障害者雇用で考えたいポイント3つ【精神障害・発達障害】 | 就労移行ITスクール

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障害者雇用で考えたいポイント3つ【精神障害・発達障害】

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障害者雇用を考えた時、どんなポイントで企業を探したり、就職活動を行っていいのか悩むことがあります。

そこで今日は、障害者雇用で考えたいポイントを3つご紹介します。

 

 

 

 

 

 

POINT1
✕就職できるか  ◯就労できるか

まず一番大事なことは、

「就職できるか」という視点ではなく、

就労できるか」という視点を持つことです!

 

 

え?何が違うの?

と思った方もいるかも知れませんね。

ルーツでは度々利用者さんへお伝えしていることですが、「就職」というのはゴールではありません。

その先、お仕事を安定的に継続していくためにみなさん就労移行支援を利用しています。

 

 

せっかく決まったお仕事も、すぐに離職してしまってはもったいないですよね。

「就職」という一瞬のことではなく、「就労」というその先続いていくものに目を向けることが非常に大事です。

 

 

例えば、「就職」だけにフォーカスしてしまった場合、

「とりあえず内定がもらえそうなところ」

という曖昧な基準で考えてしまうことがあります。

企業選びの際にも、「受かりそう」「企業名を知っている」といった安易な判断を使ってしまいがちです。

そうすると、お仕事を継続することが難しくなることがしばしば。

 

本来は、“お仕事を続けていくために何が必要か”といういことを考えて、企業さんや職種を丁寧に選びます

「就労できるか」という視点を持っていないことは、自分の就職先についてしっかりと考えてないということです。

 

しっかりと、「就労できるか」というポイントを考えるようにしましょう!

 

 

 

 

 

POINT2
自分に必要なものは何か?

次に重要なのは、自分が就労を継続していくために必要なモノ(配慮や労働条件)は何であるのかを考えることです。

 

POINT1で述べたように、「お仕事を続けていくために何が必要か」を考えることはとても重要です。

また、そこが明確になってないと、「思ったのと違った」といった違和感や、体調を崩す結果になりかねません。

 

どんなことを考えていけばいいか、例を上げてみたいと思います。

 

【例:自分に必要なモノとは?】

★配慮

・月1回の通院のための早退ができること

・指示を口頭ではなく、紙に書いてもらうこと

・感覚過敏なので耳栓をつけて仕事をすることを許可してもらうこと

・月1回の面談の時間を設けてもらうこと

・発作が起きた時に15分程度の休憩を取らせてもらうこと

。。。。などなど

★労働条件

・短時間勤務から仕事を始められること

・残業が少ないこと

・生活を維持するため◯万円以上の給与がもらえること

・朝や電車が苦手なので出勤時間が遅いこと

・コミュニケーションが苦手なので電話対応がない仕事であること

。。。。などなど

 

 

このように、自分の特性はどんなもので、どんな配慮や条件であれば働くことができるのかを自分自身で理解していくことが大事です。

 

 

これは、ルーツでも講座などでたびたび学習していきます。

すぐには明確になりませんが、自分について丁寧に分析することでわかってきますので、しっかりと考えるようにしましょう!

 

 

 

 

 

POINT3
自分に合っているか

最後に、とっても当たり前に見えることですが重要なポイントをご紹介します。

それは、「自分に合って(マッチして)いるか」ということです。

 

 

厚生労働省の「障害者雇用実態調査」では、精神障害者の離職理由で最も多いのは「個人的理由」での退職です。この「個人的理由」の内訳で最も多いのが「職場の雰囲気・人間関係」。

障害者雇用実態調査 平成25年度

 

なので、障害者雇用を考えるときには、「自分にマッチするか」をしっかりと考えて見極める必要があります。

 

 

 

「でも、、人間関係や雰囲気なんて入社しないとわからないじゃないか。」

と思った方も多いと思います。

 

そこで大事なのが、“実習制度を利用すること” です!!

求人や企業さんにもよりますが、不安が強い方は就職前に実習出来る職場を選ぶのがおすすめです。

ルーツの運営会社である、株式会社LOGZは、COMPASSという障害者雇用支援事業を行っていますので、そちらの企業であれば実習できる企業も多くあります。(詳細はこちら

また、実習が難しい職種であっても、実際に私達が企業さんとお話しているので、雰囲気などをお伝えすることができます。

ルーツの方が利用した実習制度の体験記はこちら

 

 

出来ることであれば、実習制度を利用して、雰囲気やその会社の実際に働く社員さんの姿を自分の目で見ると良いですよ♪

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

障害者雇用を考えている時、特に注意してほしいポイントを3つご紹介しました。

一人で考えて進めていくのは大変かもしれませんが、就労移行支援事業所は、こういったことを一緒に考えていく場所です。

相談したり、客観的な意見をもらいながら、一歩ずつ前進していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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