2023年11月1日

【オープン就労】障害者雇用枠とは？

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こんにちは！

就労移行ITスクール平塚です。

皆さんは障害者雇用枠をご存知でしょうか？

よく理解できていない方や存在を知らない方、まさに現在一般雇用でつらいと感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回はそんな方々のために、障害者雇用とは何か、障害者雇用枠と一般雇用枠の違いや就労移行ITスクールでのサービスを紹介させていただきます！

1.障害者雇用枠とは？

障害者雇用枠とは、障害があっても働く機会を平等に得られるように、国や自治体、企業に対して「一定の人数、障害者を雇わなければならない」というルールに則て設けられている採用枠のことです。また障害者雇用枠で働くためには障害者手帳が必須です。ちなみに障害を他の人に伝えたうえで働くかどうかは自分次第です。

同僚に伝えず、上司だけ知っているというパターンもあります。

2．障害者雇用枠と一般雇用枠の違い

障害者雇用枠と一般雇用枠に違いは障害への理解や配慮が違うということです。一般雇用枠で障害を開示する場合、就職先に過重な負担や責任が伴ってしまう時にも他の従業員と同じ水準の職務内容・働き方・成果を求められるために配慮を受けられません。しかし障害者雇用枠の場合、自分はどんな障害があるのか、得意や不得意に対する理解等の情報を勤務先に開示するので、障害への合理的配慮を受けやすくなります。またそれによる安心感や収入面でも安定を得られることができます。

3．障害者雇用枠のメリットとデメリット

【メリット】

①障害に対する合理的配慮を受けることができる

まず合理的配慮とは障害のある人とそうでない人の機会や待遇を平等にするために、社会参加の障壁となっている働くための条件や環境を改善・調整するための配慮のことです。

具体的な例は以下の通りです。

・面接時に他者の同席を認める

・時短勤務・在宅勤務の選択が可能

・特性に合わせた職場・業務内容への配置　など

②一般枠より就職しやすい傾向がある

障害者雇用枠を利用することによって、就職しやすくなる可能性があります。

障害者採用枠は、一般雇用枠と違って障害者の採用を目指しています。そのため、業務内容も障がいを考慮した比較的取り組みやすい業務が多い傾向です。

また、障害者雇用枠への応募は障害者手帳が必須です。一般雇用枠では手帳の有無を問わないため、条件のよい求人の競争率は高くなる可能性があります。

③周りの理解が得られやすく働きやすい

障害者雇用枠で就職した場合、障がいのあることを開示しているため、周囲から障害への理解を得られやすくなります。

障害者の方にとっては、自身の健康面だけではなく「上司や同僚に迷惑をかける」「障がいの特性を理解されない」などから起こる精神面の負担も抱えやすいものです。障害者雇用を利用した場合は、あらかじめ障がいのあることを企業に伝えているため、職場へ周知がしやすいです。

また、障害者雇用の担当者が在籍しているので、定期的なミーティングの開催で困りごとの早期解決が可能です。

【デメリット】

①求人の数が一般雇用に比べて少ない傾向がある

競争率は低くなりますが求人自体の数が少なく、職種の幅も狭い傾向が見られます。

求人を探す方法としてはハローワーク、転職エージェントなどがあげられます。

②障害者手帳を持っていることが条件となる

障がい者雇用枠で働くためには、障害者手帳を持っていることが条件です。

障害者手帳を所持していない場合は、就労サービスのサポートなどは受けられても、就職に関しては一般雇用枠のみとなるので注意しましょう。

ただし、障害者手帳を持っていても障がい者雇用枠にしか応募できないわけではありません。一般雇用枠を利用した就職もできますので、自分に合った方法をとるとよいかもしれません。

4.就労移行ITスクール平塚でのサービス

就労移行ITスクール平塚では就活に必要である基本的な事務スキル（Excelの資格）やプログラミングスキル(Java,Python,HTML&CSS等)、デザインスキル(Illustrator,Photoshop)、面接練習等だけではなく、自身の障害理解やそれに対する予防も手厚く支援しています。さらに就職後にしっかり定着できるような支援も全力で行っています。