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【チェックリスト】敏感で疲れやすいHSPの特性とうつ病との関係|ルーツ川崎

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こんにちは!就労移行支援事業所ルーツ川崎です。

 

「人ごみに行くと疲れてしまう…」「友達の相談に乗っていると自分事のように感じて心を痛めてしまう…」ということはありませんか?

 

当てはまる人は、「HSP」の傾向があるのかもしれません。

 

この記事ではHSPの特性や、簡単なチェックリスト、うつ病との関係をご紹介いたします。

 

 

目次

1、HSPとは
1-1、HSPの特性
2、HSPチェックリスト
3、HSPとうつ病
4、最後に

 

HSPとは

 

 

HSPとは、感覚処理感受性(SPS)が高い人のこと。「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとってHSPと呼ばれており、感じ取ったことを全神経でより深く、徹底的に情報処理する特性があります。

 

また、HSPの名付け親である心理学者のエイリン・アーロン博士(以下:「アーロン博士」)によると、HSPは後天的なものではなく、生まれ持った性質だそうです。約5人に1人(15%~20%)に当てはまると言われ、鳥、魚、イヌ、ネコ、馬など、100種類以上の動物にもHSPの特性が確認されています。

 

 

HSPの特性

前述したように、HSPには感じ取ったことを全神経でより深く、徹底的に情報処理する特性があります。そのため、普通の人より光、臭い、音などの周囲の状況に敏感であることが多いです。

 

アーロン博士は、HSPの特性を4つのポイントにまとめています。

 

D:深く処理する(Depth of processing)
O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
S:ささいな刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)

 

「DOES」の各項目について、以下のチェックリストで詳しく見ていきましょう。

 

 

HSPチェックリスト

 

 

自分がHSPかどうかを確かめるにはどうしたらいいのでしょうか。

 

ここでは、前述したアーロン博士が提唱するHSPの4つの特性「DOES」を活用したチェックリストをご紹介します。「DOES」の各項目すべてにおいて、1つ以上当てはまっている場合、HSPの傾向があります。

 

参照リンク

 

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D:深く処理する(Depth of processing
「物事の捉え方が深く、慎重に考えてから行動する」

 

☑ すこしの説明で全体が理解できる。

 

☑ お世辞を言われてもすぐに本音を見抜いてしまう

 

☑ 物事をはじめるまでにあれこれ考えてしまい、時間がかかる

 

☑ ゴシップや世間話よりも、生き方や哲学的なことを話したい

 

☑ 本質をついた質問をしてしまい相手が返答に困ることがある

 

☑ これから先に起こりうることが数パターン思い浮かぶ

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O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)

 

☑ 人混みやイベント、パーティーが苦手で疲れてしまう

 

☑ 相手の発言に傷ついてしまい、しばらく忘れられない

 

☑ ささいなことでも驚いてしまう

 

☑ 映画や音楽、本などの作品に深く感動する

 

☑ 人とずっと一緒にいると疲れてしまうのでひとりの時間が必要だ

 

☑ 本番に弱く、できることもミスしてしまう

 

☑ ずっと見られていると緊張して動揺してしまう

 

☑ 選択肢が複雑でたくさんあると混乱して選べない

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E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)

 

☑ 他人からの影響をうけやすく、同調してしまう

 

☑ 人が怒られていると自分のことのように感じてしまう

 

☑ 映画やドラマは登場人物に感情移入して号泣してしまう

 

☑ 相手のちょっとしたしぐさや表情で機嫌や体調がわかる

 

☑ 言葉を話せない幼児や動物の気持ちを察することができる

 

☑ 自己犠牲がわりと簡単にできてしまう

 

☑ 他人よりもまず自分が悪いと思いがち

 

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S:ささいな刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)

 

☑ 冷蔵庫の「ブーン」という低音や時計の秒針の音が気になってしまう

 

☑ 強い光やまぶしさに敏感で不快に感じる

 

☑ となりに座った人の口臭やタバコの匂いで気分が悪くなる

 

☑ 味覚がするどいため、不味いものが食べられない

 

☑ カフェインや添加物に敏感に反応してしまう

 

☑ 肌着のタグなどチクチクする素材は我慢ができない

 

☑ 電磁波に敏感で頭痛がしたりめまいを感じる

 

☑ 花粉症などのアレルギー体質だ

 

☑ 薬が効き過ぎたり、あわないものがある

 

☑ 予感や直観力にすぐれていてよく当たる

 

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いかがでしたか?「DOES」の各項目すべてにおいて、1つ以上当てはまっている場合、HSPの傾向があります。ちなみに筆者は「本番に弱く、できることもミスしてしまう」「カフェインや添加物に敏感に反応してしまう」以外に当てはまりました。

 

「HSPだった…」と落ち込む必要はありません。ですがHSPはその特性からうつ病になりやすい傾向にあるため、自分の特性と向き合い、理解する必要があります。

 

 

HSPとうつ病

 

 

HSPは病気ではなく、あくまで生まれつきの気質。後天的に発症する「うつ病」とは全く異なりますが、HSPの人はうつ病になりやすい傾向にあります。

 

例えば、感情移入しやすいため自分に直接の関係がない人間関係や、ネット上の言葉でも心を痛める傾向があったり、光やにおいなどの刺激に敏感なため、外出で疲れやすかったり。このように、日常でストレスを人1倍感じやすいため、うつ病になりやすいのです。

 

また、HSPはその特性から「内気」だと思われがちですが、HSPの内30%は外交的だとわかっています。これを「HSS型HSP」と言います。HSSとは刺激探求型(High Sensation Seeking)の頭文字。敏感なHSPの特性を持っていながらも、刺激を求めてしまうため、ストレスを感じることが一層多いと考えられます。

 

「HSPだから辛くてもしょうがない」「我慢しなきゃ」ではなく、自分の特性と向き合い理解したり、特性を活かす知識を得たり、ストレスの発散方法を知ることが必要です。

 

どんなことで困っているのかを理解し、それはHSPだからなのか、それとも環境によるものなのかを考えるためにも、自分が何を感じているのか、どのように考えているのかをメモに書き出して整理してみてくださいね。

 

自分を客観的に見て、まずはありのままの自分を自分自身が認めてあげることから始めましょう。 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?HSPは病気ではないため治療はできませんが、自分がどんなことで困っているのかを言語化するだけでも少し気持ちが楽になると思います。

 

就労移行支援事業所ルーツでは、障害や難病をお持ちなどの生きづらさをかかえる方の「働きたい」という想いを叶えるサポートをしています。

 

体調を安定させたり、ITやデザインスキルを身に着けたり、面接の練習などを行っていますので、何かご相談に乗れることがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。