デザイン目線で切り取らない日もたまにある。 | 就労移行ITスクール

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デザイン目線で切り取らない日もたまにある。

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こんにちは。

ルーツのデザイン先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

HAPPINESS COMES FROM GOOD COFFEE.

 

 

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この言葉だけで、ぼくはこの雑誌を手に取り、

レジに並び家に帰り、パラパラとページをめくり、

 

買ったことも忘れ、

また今まさに同じ雑誌を書店で手に取り、
同じ言葉に惹かれ、レジに並び、

 

そういえば買ったことに気づき、
雑誌を元に戻し、

 

自分の行動にバカだなあと呆れ笑い、

 

ラーメン屋の暖簾を無意識に潜り
ついさっき昼に行ったことに気づき、
さっき来たやんと自分にツッコミを入れ
笑えないな、と危機感を感じ

 

また新たな気持ちで一歩を踏み出し
丸ノ内線で逆方面行きに乗るのです。

 

 

 

 

 

そんなやばい日にも
COFFEを飲めばHAPPINESSがCOMEするのです。(どゆこと)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生というのは分かりません。未だに。
ここまでの文章を見て、筆者の文章力に愕然とした方は
そっとこのページをお閉じくださいませ。

 

 

 

これ以上のものは出て来ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、とっても悲しいニュースがありました。
ニュースキャスターで市川海老蔵さんの奥様である小林麻央さんが永眠されました。

 

 

病気と向き合い、最後までたくさんの人の希望であり続けた姿は
これからもずっと、多くの人の心の中で生き続けるんだと思います。

 

 

 

病気を抱えているひと。
悩みを抱えているひと。
障がいを抱えているひと。

 

 

世の中にはいろんなひとがいます。

 

 

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ぼくもそれなりに悩みは抱えていますが、一般的には「健常者」です。
たぶん、きっと、それだけで、すごく幸せなことなんですよね。

 

 

 

 

 

明日どうなるか分からない。
じぶんは何してるんだろう。

 

 

 

 

 

小林さんの件で、おそらく数100万人が、そう思ったんだと思うんです。
小林さんが生きた34年は、それだけの意味があったんだと思うんです。

 

 

 

 

 

ルーツで日々利用者さんと接していて、ぼくは結構そんなことを思います。
みなさん、過去にどうしても自分では対応しきれない出来事が起こって悩んでしまった方だとか
自分の意思ではどうにもできない感情があったり、どうしても動かない体があったりだとか、
ぼくには絶対に理解しきれないことを抱えています。経験したことがないことなので。

 

 

 

 

 

ぼくはどれだけ恵まれているんだろう。
そう思うのです。

 

 

 

 

 

ぼくたちにできることは、その理解のもとで接すること。
まずはこれが大切なことだと思います。

 

 

 

 

 

「かわいそう」という思いからの接し方ではありません。
「感謝」の思いからの接し方。
このふたつから生まれる対応は、大きく変わってくると思います。
特にこの、就労移行というフェーズにおいては。

 

 

 

 

 

ぼくがこの人にできることはなんだろう。
何かしら「働く」ことにハードルがある中で
そのハードルを越えていきたいと意欲を持ってこの場所に通っている。

 

 

 

 

 

その人に、ぼくは何を提供できるんだろう。

 

 

 

 

 

それぞれが抱えている障がいへの理解は大前提大切。
でも、それだけじゃ、ここに通う意味は満たせていない。
彼らは理解してもらうだけでは働けないのです。
働くということは、それぞれの企業が定める「価値」を誰かに提供できないといけない。
確かに難しい。そこに支障が生じている状態だからここにいるわけですから。

 

 

 

 

 

でも、企業や組織が定める「価値」を提供することができないから「組織」に属することができていないだけで
このひとたちは毎日ぼくに大切なことを教えてくれています。
価値提供できる人たちなんです。

 

 

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ぼくらはまずそこに感謝していなければいけない。

 

 

 

 

 

このひとたちに何を返してあげられるか。
そんな気持ちで最近は接しています。

 

 

 

 

 

気の緩みや甘えが見られたときに
ぼくは厳しく指摘します。
その人たちの思いに対して、ぼくは立場上、
妥協してはいけないと思います。

 

 

 

 

 

「かわいそう」その思いで接していたら
辛かったら無理しないで良いと、そう接するでしょう。

 

 

 

 

 

「感謝」の思いがなければ
思い通りにならない利用者さんの行動に対し、
苛立ちが募ってくるはずです。

 

 

 

 

 

毎日ぼくらに大切なことを教えてくれる利用者さんたちへの
感謝の思いがあれば

ぼくらは彼らに本気で接するはずなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はデザインにはあんまり関係のないこと
ですが、とても大切だと思っていることを書きました。

 

 

 

 

 

また来週登場しますね。

ではでは。