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発達障害の種類と相手に伝わる特性理解の方法|就労移行支援事業所ルーツ横浜関内

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こんにちは!就労移行支援事業所ルーツ横浜関内です。

 

発達障害を抱えていて、障害者雇用を検討しているけど、自分の障害特性があまりわかっていないんだよね…

そもそも発達障害ってどういった障害なの?

そんな方に向けて、今回は「発達障害の種類や特性」「特性理解をすることの重要性」についてご紹介します!

 

 

 

 

目次

1.発達障害の種類と特性とは?

2.特性理解はどうして必要なの?

3.特性理解の流れを知る

4.最後に

 

 

発達障害の種類と特性とは?

 

 

「発達障害」は複数の障害を一つのカテゴリーにまとめた総称です。発達障害に含まれる主な障害として以下3つの種類があります。

ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害)

ADHD(注意欠如多動性障害)

LD (学習障害)

それぞれの障害についてこれから説明していきます!


ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群・広汎性発達障害)

 

人との関わりやコミュニケーションに困難が表れている障害です。

興味や関心が狭い範囲に限られやすく、独特の行動や振る舞い、こだわりが見られることもあります。

また、感覚が人よりもとても敏感なことがあり、逆にほとんど感じない部分がある人もいます。

 

【ASDの特性】

空気が読めない人が多い

人の気持ちを読み取るのが苦手

ひとり遊びが多い

こだわりが強い

感覚刺激に対して過敏すぎたり鈍感すぎたりする


ADHD(注意欠陥多動性障害)

 

うっかり間違いが多かったりじっとしていられないなど、いわゆる「不注意、多動・衝動型」といった特徴・症状が表れている障害です。
ADHDの方は幼少期から失敗経験が多く、人により自分に自信が持てず、自分を否定的にとらえてしまう方がいます。
場合によっては「不安」「うつ」などの二次障害を発症される方もいます。

 

【ADHDの特性】

忘れ物やミスが多い

片付けや掃除が苦手

ぼんやりしていることが多い

衝動的に行動することが多い

思いついたことを、そのまま話してしまう


LD(学習障害)

 

単に国語や数学が苦手ということではなく、「認知能力」や「聞いたことや見たものを処理する能力」に凹凸があり、結果として読み、書き、計算が苦手として表れている障害です。
幼少期には障害のあることがわからず、年齢を重ねて求められる水準が高度化するにしたがって症状が目立ち始めて、その時になってはじめて障害があることがわかったというケースもあります。

 

【LDの特性】

 

文字や単語、文章を読むときに正確でなかったり速度が遅かったりする

読んで意味を理解することが難しい

発音が正確ではない

文字や文章を書くことが難しい

数の概念、数値、計算を学ぶことが難しい


まずはこれらのタイプのうち自分はどれに当てはまるのか見ていきましょう!

しかし、障害ごとの特徴がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いため、障害の種類を明確に分けて診断することは難しいです。ですので、必ずしも1つタイプだけではない可能性があります。

また、年齢や環境によって目立つ症状がちがってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。

 

 

特性理解はどうして必要なの?

 

 

特性理解をすることで、発達障害で感じる困難を相手へ適切に伝えることができます。

そして、就職活動においても自己理解ができていることで、企業側のあなたへの大切な判断材料になります。

 

 

 


発達障害を持つ方が社会生活の中で感じる困難は、周囲には見えづらい・伝わりづらいという面があります。どのようなことに困っているのか、どのようなことに苦手意識があるのか、なかなか相手と共通の理解がもてないケースが非常に多いのが現状です。


発達障害を持つ方を採用する企業の立場でみると、学歴や職歴などの情報からは求職者の特性を理解しきれず、自社に貢献してもらえる人かどうか判断が難しいのも事実です。そのため、発達障害のある方の採用が進まない、と感じている企業も多く存在します。


つまり、自身の特性について自己理解ができており、その開示が進めば、企業も採用の判断ができるということになります。

 

 

特性理解の流れを知る

 

 

特性理解の流れについて、3つの段階に分けて説明していきます!

 


Step1:自分の特性に気づこう!


「発達障害を持つ方には◯◯な特徴がある」という一般的な情報は存在しますが、実際には発達障害の特性は人によって様々です。

今までの体験を通して、自分はどのような場面で困りごとを感じるのか?

逆に自分はどのような場面で仕事の成果を出せたり人から感謝されたりしてきたのか?

自分自身の体験を日々振り返り、特性に気づいていきましょう!


Step2:紙に書き出そう!


自分の特性について気づくことがあれば紙に書き出していきましょう。

最初は自分用のメモとして書き出していき、最終的に相手に見せて説明できるように

「この用紙をもとに自分のことを説明できるのか?」ということを考えて書くことがおすすめです!


Step3:相手に見せて説明してみよう!


現状で書けるかぎりのものが完成したら、就労支援のスタッフや周囲の人に見せて説明してみましょう。自分の強みを活かした取り組みができそうか確認してみましょう。

そして実習などの機会があれば企業に自分に合った配慮をしてもらえるか、確認してみましょう。


中には人との関わりを通じて、これまで気づいていなかった自分の特性に気づくこともあるかと思います。

新しく気づいたことを、追記して更新していきましょう。そして更新したものを再度相手に見せて、認識を合わせていきます。


このようなサイクルを何度か回していくうちに、自分でも納得でき、相手にも伝わるようになります。

 

 

最後に

 

 

いかがでしたか?

 

 

 


このような特性理解を、一人で進めるには限度があり難しいこともあるでしょう。

 

就労移行支援事業所ルーツでは、自分の障害特性への理解から対処法を考えたり、合理的配慮伝えるとこまで一人ひとりに寄り添い行っています。

 

ぜひルーツで一緒に、特性理解をしてみませんか?

就職までのステップを一人で考えるのではなく、ぜひ一度お問合せにて、ご相談いただけたらと思います。随時、見学・体験可能ですのでぜひお気軽にお問い合わせください!

 

ルーツへのお問い合わせはこちらから!

 

 
 

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