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【就職活動】オープンとクローズ就労について

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こんにちは!

3月は就職活動が盛んになる時期ですが、新型肺炎の影響で就活イベントが中止になったりで、リモートでの採用活動が増えていますね。

今回は就職活動でよく悩みに上がることの一つ、オープン就労とクローズ就労についてお話ししたいと思います。

オープンとクローズについて、よくある心配ごとを整理してながら、オープンかクローズかを考える上で大切なポイントをお伝えいたします。

 

目次

・オープン就労・クローズ就労とは

・よくあるお悩み

・最後に

 

オープン就労・クローズ就労とは

 

オープン就労とは企業に障害のあることを開示して働くことです。
クローズ就労とは企業に障害のあることを非開示にして働くことです。

オープンかクローズかどっちかで悩まれる方も多いと思いますが、セミオープンという開示の仕方もあります。

 

セミオープンとは、企業側の人事や上司など一部の方には障害を開示しますが、他の社員には開示しないで働くことです。

会社の限られた方に障害を開示すれば必要な配慮を得られる場合や、障害を開示することに抵抗のある場合にセミオープンを

選択する場合があります。

 

よくあるお悩み

 

オープン就労・クローズ就労に関して、よくあるお悩みを3つとそれに対しての回答を載せました。

それぞれのお悩みに対してして少しでもお役に立てれば幸いです!

 

1. 本当は障害を持っていることを企業に開示しないといけないんでしょうか?

 

回答
企業側に障害のあることを開示する義務はありません。企業からは、特別な職業上、障害の確認が必要な場合に障害の有無の確認がされる場合もあります。詳しくはwebページより厚生労働省の「プライバシーに配慮した障害者の把握・確認ガイドライン」をご覧ください。

2. 障害を開示した場合、実際にどんな配慮を受けられますか?

 

回答
どのような配慮がなされるかは、一人一人の障害特性や健康状態、企業での受け入れ態勢によって異なるため一つを取り上げて説明するのは難しいです。ただ自分の場合は、どのような配慮が必要なのかイメージを掴むために他の配慮事例を知りたい方は多いと思います。具体的な配慮事例を知りたい方はぜひwebページより内閣府「合理的配慮サーチ」をご覧ください。

 

3. オープン就労とクローズ就労、結局どっちが自分に合っているのかわからないです…

 

回答
結局どっちを選択すれば良いのかモヤモヤしますよね。オープン、クローズそれぞれメリットとデメリットがあるので、気になる方はこちらをご覧になってください。それぞれのメリットとデメリットをご覧になって、どちらかに自分が譲れない点があれば、決めやすいですね。
どっちも決め切れない方は、オープン就労かクローズ就労かというだけでなく、どんな企業のオープン就労なのかクローズ就労なのかでも考える必要があります。

 

最後に

 

オープン就労とクローズ就労どちらもメリットやデメリットがありますし、実際に働いてみたり、実習に参加してみないとイメージできない部分も多いかと思います。

また、就職活動を始める前提として、自分がどのように働きたいのか、働けるのかを明確にしておく必要があります。

これは自己分析の部分で、自分の配慮事項を考えることもここに含まれます。

 

一人で配慮事項を考え、自己分析を進め、企業研究を行い、就職活動まで行うことはかなりしんどいと思います。

 

就職活動をうまく進めるポイントはまず相談できる人を見つけて、一人で進めないことです!

就職に関して、不安があったり、悩んでいる方は就労移行支援事業所も相談先の1つとして、相談してみてくださいね!